職場で使う英語:基本の挨拶、質問35選
新しい職場でどんな風に英語を話せばいいのだろうと困っていませんか?挨拶の仕方から質問の方法まで、基本的なビジネス英会話をマスターしましょう。
新しい仕事が決まって、初出勤を控えている方、もしくは職場で英語をどう話したらいいのか悩んでいる方、ぜひ今回ご紹介するフレーズを覚えましょう。自信を持って話せる英語のフレーズが頭にあるだけで、緊張も少しはほぐれるはずです!
職場での会話は、日本語であっても難しいものです。どうやって新しい同僚と話したらいいのでしょうか?何をしゃべればいいのでしょうか?上司に気に入られるにはどうしたらいいのでしょうか?
それを英語で話すなんて、想像しただけでも頭は真っ白になってしまいそうです。
でも、一見超えられそうにないほど高く見える壁でも、実際には案外簡単で単純だった、そんな経験はないでしょうか。
もしあなたが、職場で英語を話すことに緊張しているなら、難しいことを考えるのはやめましょう。わざわざ難しい言い回しを覚える必要はないのです。同僚や上司はあなたの文法の知識を試している訳ではありませんし、印象的な単語を使って話しているかどうかを気にする人なんて職場にはいません。
シンプルな英語のフレーズをいくつか覚えて、自信を持ってそれをそのまま使えばいいのです!
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新しい職場で英語を話す時に覚えておきたい秘訣
初めて職場のドアを開ける前に、これだけは覚えておきましょう。
- みんなに英語を学んでいることを伝える。英語を勉強していると伝えれば、周りは忍耐強くあなたの話を聞いてくれるでしょうし、分かりやすく話してくれるはずです。
- 相手の話で理解できないことがあれば、繰り返し言ってもらう。理解できなかったことを聞き返すのは恥ずかしいことではありません。聞き返す癖をつけましょう。
- 自分の英語の間違いを指摘してくれるように頼む。職場は英語を上達させるには完璧な場所です。間違いがあれば直してもらいましょう。そうすれば働いている1日が丸ごと英語の学習時間になります。
- 大きな声でしゃべる。自信がないと、もごもご話したり、声が小さくなったりしてしまいます。それによってさらに相手に伝わりにくくなってしまいます。
- 「正しい」英語を話すことではなく、理解してもらうことを優先する。完璧な文法で話していないとしても、相手があなたの伝えたいことを理解できれば問題ありません。間違っている時は直して欲しいとお願いしてあれば、次からは正しく言えるようになるはずです。
- 自信を持ってありのままの自分でいましょう。何も心配することはありません。大丈夫です!
では、職場での様々な状況で使えるシンプルな英語をこれから紹介します。大きく深呼吸して…さあ仕事にかかりましょう!
職場へ向かう前に知っておきたい 35 の英語
自己紹介をする
- “Hi [name], nice to meet you.”
(こんにちは[名前]、お会いできて嬉しいです。)
初めて会う人への挨拶です。聞き取れないときは、名前を繰り返してもらいましょう。
- “I’m still learning English, so please speak slowly.”
(まだ英語の勉強中なので、ゆっくり話してください。)
英語をゆっくり話してくださいと丁寧にお願いする方法です。
- “I just started working here. I’m the new [name of your job].”
(ここで働き始めたばかりです。私は新しい[自分の仕事の名前]です。)
自分は新人だということを伝えることができます。
- “I’m working in the [name] department. What do you do here?”
(私は[名前]部署で働いています。あなたの仕事は何ですか?)
多くの職場には異なる部署があり、それぞれの専門分野があります。例えば IT(インフォメーション・テクノロジー)部門であれば、会社のコンピューターのセットアップや修理を行います。自己紹介する際は、自分の働いている部署を伝え、相手にも聞いておきましょう。
挨拶をする
- “Good morning/afternoon/night.”
(おはようございます/こんにちは/こんばんは。)
正午までは“good morning”と言いましょう。それ以降は“good afternoon”と言えば大丈夫です。
- “How’s everything?/How’s it going?”
(調子はどうですか?)
“How are you?”という言い方は実際にはあまり使われていません。他の挨拶の仕方は、このブログを参考にしましょう。
- “How was your weekend?/How did your weekend go?”
(週末はどのように過ごしましたか?)
月曜日には、どんな週末を過ごしたのか聞いてみましょう。
- “I’m doing fine, thanks./Not bad, thanks./Pretty good, thanks.”
(元気です、ありがとう。/まあまあです、ありがとう。/とても元気です、ありがとう。)
誰かにあなたの調子を聞かれたら、こう答えましょう。“how are you”というフレーズは、実際に相手からの答えを求めているわけではありません。とりあえず聞くことが礼儀となっているのです。
帰る時に挨拶をする
- “See you later/tomorrow.”(また後で/また明日。)
これはカジュアルかつ丁寧なさよならの言い方です。
- “Good night.”(おやすみなさい。)
もし夜遅く帰ることになれば、さようならの代わりに“good night”と言うことができます。
- “Have a nice weekend.”(よい週末を。)
金曜日に帰る時は、明日からの休日を楽しんでと伝えるのが丁寧なあいさつです。
ものや何かの場所を尋ねる
- “Where can I find the (bathroom/coffee maker /[anything])?”
(トイレ/コーヒーメーカー/[その他]はどこにありますか?)
どこに何があるかをすべて把握するまでは、何度でもこの言い回しを使いましょう。もっとシンプルに、“Where is the [bathroom, etc]?”([トイレ、他のもの]はどこですか?)と言うこともできます。
- “Where are we meeting?”(会議はどこでありますか?)
どこで会議が開かれるのか分からない時は、こう聞きましょう。
- “Where can I leave this?”(どこに置いておけばいいですか?)
上着やお弁当、傘などをどこへ置いていいか分からない時に使えます。
“small talk”(雑談)をする
Small talkとは雑談のことです。天気や食べ物など、深刻なものでなければ何でもいいのです。誰かと同じ部屋にいる時や、エレベーターに乗り合わせた時、また仕事以外で鉢合わせた時などに雑談をしましょう。そこから会話が膨らむかもしれませんし、関係性や友情が生まれることもあります。気まずい沈黙からあなたを救ってくれますよ!
- “I love your (shoes/necklace etc.). Where did you get it/them?”
(あなたの[靴/ネックレスなど]素敵ですね。どこでそれ/それらを買ったのですか?)
褒められて悪い気がする人はいません。きっと明るく会話が始まります。
- “I can’t believe how hot/cold it is today!”
(今日は信じられないぐらい暑い/寒いですね!)
天気に関する雑談をすれば間違いありません。どんな天候の時でも、この言い回しを使うことができます。もし天気がすごくいいなら“I can’t believe how nice it is today.”(今日は信じられないほどいい天気ですね。)と言いましょう。
- “So what do you do here?”
(ところであなたはここでどんな仕事をしているのですか?)
初めて会った人なら、会社での相手の仕事を聞いてみましょう。
- “How long have you been working here?”
(ここで働いてどれくらいになりますか?)
会話を始める時に最適な質問の1つです。
一緒に昼食へ行く
- “Let’s get a coffee sometime.”
(いつかコーヒーでも飲みに行きましょう。)
コーヒーでも飲みながら軽い話をしようとカジュアルに誘う時は、このフレーズを使いましょう。具体的な日程があるわけではなく、いつか時間があれば、という感じです。
- “Let’s grab lunch.”
(ランチに行きましょう。)
軽い昼食に誘う時は、簡単にこう言います。
- “I know a good place nearby.”
(近くにいい場所を知っていますよ。)
ランチを食べれるいい場所を知っているなら、このフレーズを使いましょう。
- “Want to order out?”
(デリバリーを頼みますか?)
ランチを食べに外に出たくない時、デリバリーを頼むかどうか聞くことができるフレーズです。
- “I’ll have the same/I’ll have what (s)he’s having.”
(同じものをください/彼(女)と同じものをください。)
ランチに行っても、何を注文していいか分からない時があります。そんな時は相手と同じものを注文するのも賢い手かもしれません。誰かが注文し終えてからでないと、このフレーズは使えないので、注意して下さい!
車で送る
- “Need a lift?/Need a ride?”
(送って行きましょうか?)
職場から自宅へ帰る時、誰か同じ方向へ行く人がいれば、こう聞いてみましょう。
- “Thanks, I appreciate it.”
(ありがとう、感謝します。)
誰かに送ろうかと聞かれたら、それを受け入れるのが礼儀です。
- “I’m good, but thanks for the offer.”
(大丈夫です、でも聞いてくれてありがとう。)
一方で、それを断る時には、このように言うことができます。
レポートやアイディアを提出する
- “If you have a moment, I would love your thoughts on this.”
(お時間があれば、考えを聞かせて下さい。)
上司や同僚に、自分の書いたもの、行いに対してのフィードバックを求める時は、丁寧にこう聞きましょう。
- “I have the report/information you asked for.”
(頼まれていたレポート/情報を持ってきました。)
自分の仕事を終えた時は、このようにシンプルに言うことができます。
会議で
- “Do you mind if I record this?”
(録音してもいいですか?)
会議で重要なことを聞き逃さないためには、後で聞き返せるように録音しておくとよいでしょう。最初に許可を求める際に、この文章を使います。
- “Excuse me, can you please speak up?”
(すいません、もう少し大きく話してもらえますか?)
相手の言っていることが聞こえない時に、大きく話してもらうよう丁寧にお願いする方法です。
- “Do we still have that meeting after lunch?
(昼食後にもまだ会議がありますか?)
会議を逃さないために、それがいつ開かれるかを常に確認しておきましょう。
助けや説明を求める
- “I don’t understand this. Can you please explain it?”
(これを理解できませんでした。説明してもらえますか?)
このように質問をすることを怖がってはいけません。理解したと自分で思い込み、間違ったことをしてしまわないためにも、すべてを完全に理解するまで、しっかりと聞きましょう。
- “Let me see if I understand this.”
(理解できたかどうか確認させてください。)
このフレーズを言ったら、その後に理解したことを伝えます。 そうすればすべてを正しく理解できているかどうかが確認できるだけでなく、あなたが相手の話に関心を持っていることが伝わります。
- “I’m having trouble with [something]. Do you know who can help me?”
([何か]で困っています。誰か助けてくれる人を知りませんか?)
だれかれ構わず助けを求めるのではなく、あなたの抱えている問題を誰に聞くべきなのかを確かめましょう。
- “Do you have a minute?”
(お時間ありますか?)
何か質問などをする前には、その人が忙しくないかどうかを確認しましょう。
- “Can you please repeat that?”
(繰り返してもらえますか?)
何か相手の話を聞き取れなかった場合は、繰り返してもらいましょう。それでも理解できなければ、“Can you please rephrase that?”(言い換えてもらえますか?)と聞くこともできます。同じことを違った言葉で説明してもらうことで、さらに相手の話が理解できるはずです。
- “Are there any rules I should know about?”
(何か知っておいた方がいいルールはありますか?)
すべての職場には独自のルールとやり方があります。
ほら、簡単だったでしょう?これらのシンプルなフレーズを使えば、職場で英語を使って話すことへの心配もなくなります。上司に気に入ってもらうために苦労する必要もありませんよ。
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さて、今回は職場で使える英語をご紹介しました。今すぐ使えるフレーズが見つかったでしょうか。職場は英語を学ぶ最高のチャンスです。自信を持って学びましょう!