英語の名詞を複数形にする方法:シンプルな6つのルール(例文と例外)
英語において単数形の単語は、1人の人や1つの物、場所、考えなどを指し示します。複数形は、1人以上の人や、1つ以上の物、場所、考えのことです。
単語に単数と複数の違いを持たせるのは、スペリングです。これから見ていくように、単語を単数形から複数形に変える際には、いくつものスペリングの規則を適応させます。また単数形と複数形では発音も少し変わってきます。
他の英語の規則と同じように、ある特定の単語の複数形にしか適応されない例外もいくつかあります。さらに興味深いのは、常に複数である単語や、常に単数である単語があることや、単数形と複数形でスペルが同じ単語もあるということです。
少し情報が多すぎるかもしれませんね。これからもっと細かく説明して、これらの規則が実際にどのように機能するかを紹介していきます。また記憶をリフレッシュしたい時には、いつでも下記のリストに戻ってきてください。
Contents
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1. sを足す時
ほとんどの英単語に対しては、その単語の後ろに s をつけて複数形にしましょう。簡単ですね?
いくつかの代表的な例はこちらです:
dog → dogs
car → cars
apple → apples
またより効率をあげるために、グループで一気に学べる単語のカテゴリーもあります(残念なことに少し例外もあります!)。
th、 phで終わる名詞
thやphで終わる単語の時は、シンプルに語尾にsを足しましょう。さきほどと同じです。
mouth → mouths
photograph → photographs
oで終わる名詞
oで終わる単語を複数形にする時も、基本的にはシンプルに語尾に s をつけます。
そのような名詞の例はこちらです:
photo → photos
taco → tacos
piano → pianos
例外:esを足す
oで終わる名詞を複数形にする際の例外として、語尾にesを足す単語があります。ここに厳密な文法のルールはありません。例外の単語に注意し、とにかく覚えるようにしましょう。
potato → potatoes
tomato → tomatoes
hero → heroes
cargo → cargoes
fや feで終わる名詞
fやfeで終わる名詞を複数形にする際の基本的なルールは、同様に語尾にsをつけるだけです。
その例はこちらです:
roof → roofs
giraffe → giraffes
例外:vesを使う
fや feで終わる名詞を複数形にする際の例外として、s の代わりに、f や fe を消してvesを足すというものがあります。
覚えておくと役に立つ例はこちらです:
leaf → leaves
knife → knives
onで終わる名詞
onで終わる名詞には、基本的に語尾に s を加えます。
lemon → lemons
canyon → canyons
salon → salons
例外:aを使う
onで終わる単語の中には、onを消して語尾にaを加えることで複数形にすることがあります。
この例外に出会うことは少ないかもしれませんが、覚えておいて損はありません。特に科学などの学術的な環境で英語を使うなら、次の単語を見ることもあるでしょう。
criterion → criteria
phenomenon → phenomena
2. esをつける時
最後にesをつけて複数形になる単語もいくつかあります。
s, x, z, sh, chで終わる名詞
s, x, z, sh, chで終わる名詞を複数形にするには、語尾にesをつけるだけです。
次のような例が挙げられます:
bus → buses
box → boxes
buzz → buzzes
wish → wishes
watch → watches
isで終わる名詞
この場合もesを語尾につけて複数形にしますが、単数形にただ付け加えるだけではありません。
isで終わる名詞では、isを消して、esを足します。
次の例を見てみてください:
axis → axes
oasis → oases
crisis → crises
3. iesを加えるとき
複数形にする時にiesを付け足す必要があるのは1種類だけです。しかし、この規則には重要な例外もあります。
yで終わる名詞
yの文字で終わる名詞は、yを消し語尾にiesをつけるというのが、基本的な規則です。
fairy → fairies
candy → candies
dummy → dummies
例外:sだけを加える
耳寄りな情報です!この例外をどの単語に使うべきかを覚えられる簡単な方法があるのです。単数形の時に、yの前の母音を見ればいいのです。
もし母音がyのすぐ前にあれば簡単です。名詞の語尾に、ただsを加えればいいのです。
way → ways
monkey → monkeys
toy → toys
guy → guys
4. iを足す時
この規則が適応されるのも1種類だけなので簡単です。
usで終わる名詞
usで終わる名詞は、usを消し、語尾にiを加えましょう。
以下のような例があります:
fungus → fungi
cactus → cacti
stimulus → stimuli
5. 何も変えない時
すでに述べたように、単数形と複数形でスペリングが変わらないタイプの単語もいくつかあります。
複数形と単数形でスペルが同じ名詞
これは簡単です!いくつかの単語は、複数形と単数形でスペリングが全く同じなのです。
次のような例があります。これらの単語の多くが、生物学や動物と関係していることが分かるでしょう。
sheep
deer
fish
species
単数形がない名詞
単数形がない単語もあります。これらの単語は常に複数形なのです。つまり単数形を学ぶ必要はありません。
基本的に、このような単語のほとんどはペアで意味をなす単語です。でも、この規則が全てのペアに対し当てはまる訳ではないことを覚えておいてください。
服に関連する単語に、この規則がよく見られます。
scissors
shorts
pants (or: trousers)
jeans
複数形のない名詞
決まった複数形の型を持たない名詞は mass nouns(質量名詞)とも呼ばれています。ほとんどの場合において、それはグループで固まった名詞であったり、抽象的な名詞であったりします。例えば:
livestock
news
slang
bravery
love
money
6. 不規則な型を覚える時
英語をすでに何年か学んでいる人なら、英語には、どのような既存のフォーマットやルールにも属さない特別なケースがあることを知っているでしょう。名詞にも不規則名詞というものがあります。ここまで学んできたスペリングのルールはどれも役に立ちません。
そうです。不規則名詞とは、まるで公園で遊んでいる子どものようなもので、滑り台を滑る代わりに歩いて登って行ったり、ブランコに座る代わりに立ってしまったりするのです。
不規則名詞は他の名詞が従っている規則に属しませんが、だからこそより興味深いとも言えるでしょう。
それではいくつか例を見てみましょう:
child → children (“childs”ではない)
mouse → mice (“mouses”ではない)
man → men (“mans”ではない)
woman → women (“womans”ではない)
die → dice (“dies”ではない)
不規則名詞には、基本的にルールはありません。規則名詞に当てはめてきたようなルールや例外は、不規則名詞には適応されないのです。あなたができることは、まず目を閉じて、ただ不規則名詞の複数形を覚えるだけです。
名詞を複数形にし、それを正しいスペルで覚える方法が少し分かっていただけたでしょうか。これらのルールを覚えるには時間がかかるかもしれませんが、それでいいのです。より早く学びたければ、これらのルールをプリントアウトし、いつでも見れるようにしておきましょう。そうすればきっとすぐに、複数形のスペリングのエキスパートになれるはずです。
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