英語で音楽について話す:音楽の重要英単語、フレーズ
英語で音楽について話すことができれば・・・
音楽は人類共通の言語だと言われています。
もし英語の知識が少ないせいで、音楽と深く交わる機会を逃してしまっていると考えている方、心配はいりません。そんな方のためにこの記事を用意しました。
この記事では、英語で音楽について話をする時に必要となる、音楽に関する英語の基本的な用語を紹介します!
Contents
- 基本的な音楽のジャンル
- 音楽を表現したい時に使う英単語
- Beat (ビート)
- Tempo (テンポ)
- Upbeat (アップビート)
- Note (音符)
- Chord (コード)
- Harmony (ハーモニー)
- Tune (調べ、メロディー)
- Rhythm (リズム)
- Groove (グルーブ)
- Lyrics (歌詞)
- Chorus (コーラス)
- Track (トラック)
- Album (アルバム)
- Band (バンド)
- Orchestra (オーケストラ)
- A cappella (アカペラ)
- Ambient (アンビエント)
- Classic (クラシック)
- Anthem (アンセム)
- DJ (DJ)
- Jamming (ジャム)
- Rocking (ロックする、うまくやる)
- 明日から使える音楽関連の英語の質問とフレーズ12選
- Can you turn up the music? (音量を上げてもらえますか?)
- Dancing to the beat (ビートに合わせて踊る)
- That’s a catchy song! (この曲いいね!)
- Do you want to go to that gig / concert / show? (このギグ/コンサート/ショー)に行かない?
- It makes my ears bleed! (この曲本当に嫌い!)
- This cover is better than the original. (このカバーはオリジナルよりいいね。)
- I love your playlist. (君のプレイリストが好きだ。)
- This is our song. (これぞ私たちの曲だ。)
- Dancing till we drop (力つきるまで踊る)
- I can’t get this song out of my head. (この曲が頭から離れない。)
- This song has topped the charts. (この曲はチャートのトップに上り詰めた。)
- I am so excited about karaoke night! (カラオケナイトが楽しみ!)
- それからもう一つ…
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基本的な音楽のジャンル
あなたはどんなジャンルの音楽を普段聴いていますか?英語で音楽について話すにも、まずは基本となる音楽のジャンルを英語で言えるようにしておきましょう。日本語でも英語のまま使われている単語が多いので覚えやすいかもしれません。
Classical (クラシック)
クラシック音楽は何世紀にもわたって存在してきました。一般的に、18世紀、19世紀、もしくはそれ以前にヨーロッパで作られた音楽のことをいいます。
concerto(協奏曲)やsymphony(シンフォニー)、そしてfugue(フーガ)などのクラシック音楽にはボーカルがついていません。クラシック音楽の大きな特徴は、それが楽譜に音符として書き起こされているということです。
演劇の台本のように、音符は曲の速さやリズム、曲の中で使う楽器の取り合わせを決めます。これは、他のジャンルの音楽とは違い、曲を修正する余地が少ないことを意味しています。
例:「協奏曲第5番」ベートーベン
Jazz (ジャズ)
ジャズは20世紀初頭に作られました。サックスなどの金管楽器を使うこと、またインプロビゼーション(即興のこと)の存在が特徴的です。
例:「Sunday」ワイルド・ビル・ダビソン・エンド・クラシック・ジャズ・コレギウム
Hip-Hop / Rap (ヒップ・ホップ/ラップ)
この音楽のジャンルは1970年代にニューヨークで生まれました。早い韻を踏んだ歌詞(ラッピング)と反復性のあるリズミックな音楽が、ラップの特徴です。
例:「It Was a Good Day」アイス・キューブ、 「Mockingbird」エミネム
Electronic (エレクトロニック)
エレクトロニックミュージックは、デジタル機器と電子楽器を使って曲を作ります。今では一般的になっている音楽のジャンルで、人工的な音が特徴です。EDMもしくは「エレクトロニック・ダンス・ミュージック」とも呼ばれることもあります。
例:「Just Dance」レディー・ガガ
Rock (ロック)
ロックミュージックは1950年代、アメリカで始まりました。エレキギターの使用と「バンド文化」、つまり、1人の歌手よりバンド全体が重要とされる文化(ポップミュージックとは異なる)によって特徴付けられます。
例:「天国への階段」レッド・ツェッペリン
Disco (ディスコ)
このジャンルは1970年代、アメリカ都市部で生まれ、そのダンス文化は世界中に広まりました。ディスコの特徴である、エコーがかかったボーカルとエレクトリック・シンセサイザーの音は、今でも多くの音楽に使われています。
例:「I Feel Love」ドナ・サマー
Fusion (フュージョン)
フュージョンは、2つ、もしくはそれ以上の音楽のジャンルを組み合わせて新しいスタイルの音楽を作ることを言います。基本的には、いわゆる「西洋」の音楽とインドのクラシックや中国の音楽など西洋以外の音楽をミックスすることを指します。
例えば次の曲は、インドの古典音楽とポップミュージックを組み合わせています。
曲:「ノルウェイの森」ビートルズ
Pop Music (ポップミュージック)
ポップミュージックは「popular music」の略語で、その名前が示唆するように、ヒットチャートの上位にあるような曲のジャンルのことを言います。すべてのポップミュージックに共通しているのは、歌詞と音楽性の平易さと、聞きやすいこと、そしてキャッチーなメロディーを繰り返すことです。
例:「Shape of you」エド・シーラン
Country (カントリー)
これまで紹介してきたジャンルとは違い、カントリーはアメリカの田舎から生まれた音楽です。アコースティックギターの響きと、独特の歌詞、そして歌い方は、一度聞けばすぐにカントリーだと分かるでしょう。
カントリーソングは、あるメッセージを明確に伝達し、また物語を語るために歌われます。twangとyodelが、カントリーソングの際立った代表であり、これらの歌い方は基本的に、アメリカ南部の方言に影響を受けています。
例:「Friends in Low Places」ガース・ブルックス
Blues (ブルース)
「Feeling blue」(青を感じる)とは、悲しい気持ちになったり、落ち込んだりするという意味です。ブルースという音楽のジャンルは、そんな気持ちを歌に乗せています。
このジャンルは、19世紀の終わり頃、アメリカの黒人共同体の中から生まれました。歌詞の繰り返しと、金管楽器を使用することでよく知られています。ブルースはジャズやカントリーといった音楽のジャンルに大きな影響を与えました。
例:「The Thrill is Gone」B.B.キング
Reggae (レゲエ)
意味:このジャンルはジャマイカにおいて、ブルースとカリプソ(ジャマイカの音楽)を組み合わせることで生まれました。オフビートなサウンドと、社会的なことについて歌った歌詞でよく知られています。
例:「One Love」ボブ・マリー
Indie (インディーズ)
意味:ポップミュージックと同じように、このジャンルも何か1つの音楽スタイルで分けられるものではありません。インディーズミュージックとは、有名な曲やヒット曲を生み出す、大企業によって制作されていない音楽のことです。インディーズのバンドは様々な試みをすることができるので、独自のスタイルの音楽を生み出すようになります。
例:「I Love You Baby, I Love You Doll」パレク・アンド・シン
音楽を表現したい時に使う英単語
英語で音楽の話をするには、音楽を表現するための英単語が欠かせません。これからご紹介する表現を覚えれば、これまで以上に楽しく音楽で誰かと通じ合えるはずですよ!
Beat (ビート)
ビートとは、曲の中で休むことなく繰り返される音のことです。ほとんどの場合、曲の速さやリズムは、ビートによって決まります。曲を聞いている時に指や足でタップを刻んでいる時、あなたはきっとその曲のビートに合わせているのです。
ビートの速い曲は、よりエネルギッシュで、ハッピー、もしくは怒っていると捉えられ、逆に遅いビートは、平安や悲しみ、ピースフルな気持ちを演出します。
The beat of this song makes me feel so low. この曲のビートは、私を暗い気持ちにさせた。
Tempo (テンポ)
テンポとは、曲が演奏されるべき一定のスピードのことです。テンポによってビートは決められ、そのスピードは「beats per minute」(1分間当たりの拍数)もしくはBPMとして測られます。既に述べたように、BPMが高ければその曲はよりエネルギッシュになります。ほとんどのポップソングのBPMは高くなっています。
I like to listen to slow-tempo songs when I need to relax.
リラックスしたい時は、スローテンポの曲が聴きたくなる。
Upbeat (アップビート)
ハッピーで元気のいい曲のことを「アップビート」と言います。ほとんどの場合、アップビートな音楽の歌詞は前向きで、聴く人をハッピーな気持ちにさせるように作られています。
Listening to upbeat music in the morning helps me feel good throughout the day.
朝にアップビートな曲を聴くことで、1日中いい気持ちでいられる。
Note (音符)
Musical noteとは、ある特定のピッチを持った1つの音のことです。音符は、歌詞の有無に関わらずどのような音楽にも必要なものです。音楽にとっての音節のようなものと考えればいいでしょう。
She is a great singer because she always sings the right notes.
彼女はいつも正しい音符(音程)で歌う、素晴らしい歌手だ。
Chord (コード)
コードとは、曲の中における3つの音符の集まりのことを言います。それがどのような和音なのか、この動画を見てみてください。コードは、感情や気持ちという意味で使うこともできます。
コードの2つの意味を、「to strike a chord」というフレーズで、組み合わせて使うこともあります。このフレーズは、演奏者が聴衆の気持ちを動かしたり、何か特定の感情を抱かせようとしたりする時に使います。
The chord progression in that song is totally out of this world.
その曲のコード進行は完全にこの世離れしている。(この場合のコードは、音楽的な意味で使われています。)
That song about love really struck a chord with me.
あの愛の歌で、本当に私の心はやられてしまった。(ここでのコードは、心を動かすという意味になります。)
Harmony (ハーモニー)
意味:ハーモニーとは、2つまたはそれ以上の音が一緒に響くことを言います。もっと一般的な意味では、いくつかの音が美しく響き合うことを意味します。
古典音楽の伝統では、音楽的なハーモニーを作り出すためのコードに、とても厳格な規則があります。
That singer’s sense of harmony is simply amazing.
あの歌手のハーモニーの感覚は、まったく素晴らしい。
Tune (調べ、メロディー)
音楽において、「tune」とは一連の音符のことで、心地よく調和のとれた音がします。「To tune」となると、楽器のピッチを、正しい音が鳴るように調整するという意味になります。日常英会話で「tune」とは、曲や歌の一部分のことを指します。
I simply cannot get that tune out of my head.
あのメロディー(tune)が頭から離れない。
That musician took twenty minutes to tune his instruments in the concert.
あのミュージシャンは、コンサートで彼の楽器の音を合わせるのに20分もかけた。
Rhythm (リズム)
意味:リズムとは音楽の音のパターンのことです。通常リズムは、曲の音符とビートの規則的な変化と繰り返しによって作られます。
The rhythm of disco music is perfect for dancing at parties.
ディスコミュージックのリズムは、パーティーで踊るのに完璧だ。
Groove (グルーブ)
カジュアルな英語でグルーブと言う時は、ジャズやポップソングのリズムのことを指しています。しかしグルーブには他の意味もあります。
例えばグルーブは、日常生活の中の習慣を意味することがあります。また岩や木などの硬い物質に掘られた溝という意味もあります。これだけ違った意味があるので、この言葉が使われている文脈には注意する必要があります。英語で音楽の話をしているのであれば、リズムのことを言っている可能性が高いですね。
This new pop song uses old jazz grooves.
この新しいポップソングは、古いジャズのグルーブを使っている。
Lyrics (歌詞)
歌に付けられた言葉のことをlyrics(歌詞)と言います。通常、歌詞の各節は「verse」と呼ばれ、特定のコードとリズムが付けられています。
I like to focus on the lyrics of a song since I care about what the song is trying to say.
その歌が伝えようとしていることは重要なので、歌詞に注目したい。
Chorus (コーラス)
歌の中で何度も繰り返される部分をコーラスと言います。また他の楽器に合わせて歌う、多人数の歌手グループのこともコーラスと呼びます。例えばこの動画を見てください。
The chorus of this song is unforgettable.
この曲のコーラス部分が忘れられない。
The chorus of that school is famous for making covers of pop songs.
この学校のコーラスは、ポップソングのカバーをすることで有名だ。
Track (トラック)
「トラック」とは、デバイスに入れられた何曲かの内の一曲のことです。CDやカセット、DVDが音楽を聴くために使われていた時代では、それぞれのデバイスにおける特定の曲のことを言いました。しかし、現在主流であるデジタルファイルには、トラックがないことが多いので、曲全般を指す単語として使われています。
There is a great Madonna track on that CD.
そのCDにはマドンナの素晴らしい曲が入っている。
Album (アルバム)
アルバムとは、デジタルファイルやDVDとして売られている、曲を集めたもののことです。一般的に、アルバムは1人の歌手によって製作され、ある1つのテーマによってすべての曲が繋がっています。時には1つのアルバムに多くのミュージシャンが参加することもあり、そのようなアルバムは「コラボレーション」と呼ばれます。
Michael Jackson’s first album was my favorite one.
マイケル・ジャクソンのファーストアルバムが私のお気に入りだった。
Band (バンド)
特定のジャンルで曲を演奏する、数人のミュージシャンの集まりのことです。典型的なバンドの場合、1人または2人のメインボーカルが歌を歌い、他のメンバーはギターやドラム、ピアノなどの楽器を演奏します。1つのバンドには最低でも2人のメンバーが必要です。
All the new rock bands sound the same.
新しいロックバンドはすべて同じように聴こえる。
Orchestra (オーケストラ)
オーケストラとは楽器のみを演奏するミュージシャンの集まりのことです。大抵、それぞれのオーケストラには、違った種類の楽器を演奏するミュージシャンのグループがいます(ギターやバイオリンといった弦楽器など)。
オーケストラに属しているミュージシャンは、みんなが正しく演奏できるように助ける「指揮者」によって率いられます。指揮者は通常、曲のすべてを覚えているのです。オーケストラはクラシック音楽を演奏することがほとんどです。
I love how orchestras can make you feel something by just using their instruments.
私は楽器を使って何かを感じさせることができるオーケストラが大好きです。
A cappella (アカペラ)
この単語はイタリア語から来ています。「アカペラ」で歌うとは、何の楽器もなしに歌うことで、字義的な意味は「in chapel style」(教会様式)となります。昔の教会では、楽器なしで歌を歌っていたからです。
The chorus sounds best a cappella.
コーラスはアカペラが一番いい。
Ambient (アンビエント)
聴いている人の邪魔をすることなく、その人たちの中にあるムードを作り出す音楽、それが「アンビエント」です。通常アンビエントミュージックといえば、歌詞が少しか、あるいは全くなく、ゆったりとしてあまりうるさくない音楽のことを言います。
I always need some ambient music to help me study for exams.
試験勉強を捗らせるためには、いつもアンビエントミュージックが必要になる。
Classic (クラシック)
クラシックとは、今でも最高の水準にあると認められている昔の曲のことを言います。一般的に言うと、「クラシック」とは時代の移り変わりを超えて価値を認められた芸術作品のことです。この言葉は、ある文脈においては「典型的な」という意味にもなります。
Classic jazz reminds me of the good old days of music.
クラシックジャズは、私に古き良き時代の音楽を思い出させる。
This is classic Beatles.
これは典型的なビートルズだ。
Anthem (アンセム)
「アンセム」とは、何かを誇ったり、讃えたりするような気持ちにさせる種類の歌のことです。例えば、「national anthems」(国歌)は、自国を讃えるための歌です。あるグループのメンバー全員が大事だと考えている何らかの価値を象徴しています。
This song is an anthem of our times.
この歌は私たちの時代のアンセムだ。
DJ (DJ)
DJを略さずに言うと「disc jockey」(ディスクジョッキー)となります。ジョッキーとは、何かを器用に扱う人のことです。そして「ディスク」は、音楽を録音するために昔使われた丸いビニールレコードのことです。
DJの仕事は、ダンスに合った音楽を選び、ミックスし、流すことです。DJはクラブやラジオで働いています。
Joe is the best DJ in the city.
Joeは街で1番のDJだ。
Having a good DJ is necessary for a good party.
いいパーティーにはいいDJが欠かせない。
Jamming (ジャム)
数人のミュージシャンが自由に集まって、演奏をすること、それが「ジャム」です。ジャムを行うことで、ミュージシャンは曲を実験的に演奏したり、即興的に演奏したりして、何か新しい音楽を生み出そうとします。
20世紀の初頭にジャズミュージックが有名になった時、この言葉も一般的になりました。
I used to jam with the best musicians back when I was young.
若かった頃、最高のミュージシャンとジャムをしていた。
Rocking (ロックする、うまくやる)
「rock」という言葉の動詞は、右から左にゆっくり動いたり、揺れたりすることです。ロックミュージックはこの動詞を使って定義されており、その重いビートとリズムで特徴付けられています。今では「rocking」という言葉は、誰かが何かを、特に音楽を、すごくうまくやるという意味にもなっています。英語で音楽について話すことに慣れてきたら、ぜひこの単語を使ってみてくださいね!
That musician is rocking that guitar.
あのミュージシャンは、ギターをすごくうまく弾く。
明日から使える音楽関連の英語の質問とフレーズ12選
英語で音楽の話する中で、よく使える便利なフレーズをご紹介します。そのまま覚えて、実際に使ってみましょう。
Can you turn up the music? (音量を上げてもらえますか?)
「turn up the music」とは、今流れている音楽のボリュームを上げるということです。このフレーズは日常的な慣用句で、パーティーなどのカジュアルなイベントで使われることが多いです。
Can you turn up the music? This song is my favorite one.
音量を上げてもらえますか?この曲は私のお気に入りなの。
The cars outside are so loud that I cannot hear the song. Can you turn up the music?
外の車の音がとてもうるさくて音楽が聞こえません。音楽の音量を上げてもらえますか?
Dancing to the beat (ビートに合わせて踊る)
曲のリズムに合わせて踊ることを「dancing to the beat」と言います。メロディーのビートに完璧に合わせて踊れば、このフレーズが飛んでくるかもしれません。
Joe always impresses everyone when he starts dancing to the beat of a hip-hop song.
ジョーがヒップホップの曲のビートに合わせて踊り始めると、決まって周りの人は感激してしまう。
That’s a catchy song! (この曲いいね!)
何かが「catchy」であるという時、それは非常に魅力的だという意味になります。基本的に、キャッチーな曲とは、聴いた途端に心を掴まれるような曲のことで、一度聞いたら耳から離れない曲のことです。
I hate its lyrics but even I have to accept that it’s a catchy song.
歌詞は嫌いだけど、それでもこの曲がいいことは認めないといけない。
Do you want to go to that gig / concert / show? (このギグ/コンサート/ショー)に行かない?
「ギグ」とは音楽のイベントのことで、通常、地元のミュージシャンたちの歌が取り上げられています。誰かにギグに行くかと聞かれたら、それは、その音楽のショーに誘われているか、行くかどうかを確認しているということです。コンサートも同じような意味ですが、もっと有名なアーティストや大きなバンドに対しても使うことができます。
I cannot go to that gig today since I am not feeling very well.
あまり気分がよくないので、今日はそのギグに行けません。
Do you want to go to that show? I heard they will play songs they never played before.
あのショーに行きませんか?まだ一度も演奏されていない曲を演奏したと聞きましたよ。
It makes my ears bleed! (この曲本当に嫌い!)
誰かがある特定の曲を本当に嫌う時、この「makes their ears bleed」(耳から血が出る)という表現を使います。耳が傷つくほどに曲が嫌いだ、ということです。
Please do not play rock music, it makes my ears bleed!
ロックミュージックを流さないで下さい。本当に嫌いだから。
This cover is better than the original. (このカバーはオリジナルよりいいね。)
他の人によって作られた曲を、誰かが自分の演奏で録音することを「カバー」と言います。カバーする際は、オリジナルの曲をそのままコピーするのではなく、そこに自分のテイストを加えるミュージシャンがほとんです。カバーがオリジナルよりいいと言えば、この修正されたバージョンの方が好みだということになります。
I love the Beatles, but this cover is even better than the original song.
ビートルズは好きだけど、このカバーはオリジナルよりいいね。
I love your playlist. (君のプレイリストが好きだ。)
何らかのテーマや目的に沿って、誰かがいくつかの場所から曲を選んでまとめたもの、それをプレイリストと言います。多くの人が、そのプレイリストをデジタルで他の人とシェアしています。このフレーズは、誰かの選曲したプレイリストをあなたが気に入った時に使う言葉です。
I love the playlist you use for jogging. Can you please share it with me?
君がジョギングのために使っているプレイリストはいいね。僕にも送ってくれない?
This is our song. (これぞ私たちの曲だ。)
友人や恋人同士で何か共通の曲を見つけたら、英語での音楽の話も盛り上がることでしょう。そんな曲を見つけたら「this is our song」と言いましょう。
I feel that this is our song because it summarizes all the memories we have with each other.
この曲は私たちの共通の思い出をすべて集約してくれているので、これこそ私たちの曲だと思う。
Dancing till we drop (力つきるまで踊る)
もし誰かが「力つきるまで踊る」と言えば、それはエネルギーが無くなるまで踊りまくることに決めた、ということです。みんなが音楽を楽しむために集まる、パーティーやナイトクラブでよく聞かれるフレーズです。
Last night we danced till we dropped and now I cannot even get out of bed.
昨晩は力つきるまで踊った。もう今はベッドから起き上がることさえできない。
I can’t get this song out of my head. (この曲が頭から離れない。)
ある曲が頭の中で何度も繰り返し流れたり、口ずさんでしまったりする時は、このフレーズを使いましょう。何かの歌を忘れたいけれども忘れられない、そんな時にも使える言葉です。
I hate this singer but I can’t get this song out of my head.
この歌手は嫌いなんだけれど、曲が頭から離れないんだ。
This song has topped the charts. (この曲はチャートのトップに上り詰めた。)
「Topping the chart」とは、ある曲が莫大なセールスを記録し、人気が出た状態を表現する言葉です。英語圏の音楽業界では、曲がどれだけ売れ、流されたかということを示すチャートが定期的に更新されます。このチャートで1番になった曲は「chart toppers」(チャートのトップ)と呼ばれます。
Even though this musician’s last album didn’t do so well, her latest song has topped the charts.
このミュージシャンの前のアルバムはあまり芳しくなかったが、彼女の最新の曲はチャートのトップに上り詰めた。
I am so excited about karaoke night! (カラオケナイトが楽しみ!)
「カラオケ」が何か皆さんご存知ですよね。クラブやバーでマイクを握りしめて歌うのが好きな方も多いはず!カラオケナイトとは、友人同士でカラオケに繰り出し、歌を歌うことです。そんな夜を過ごせば、英語で音楽について話す上級者になれるかもしれませんね。
I never thought karaoke could be so much fun. I am so excited about the next Karaoke night!
カラオケがこんなに面白いだなんて知らなかった。次のカラオケナイトもとっても楽しみ!
いかがでしたか?音楽仲間と英語で音楽について話す練習をしてみましょう!
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